マイクロファイナンス解体新書 世界の貧困層を救い、なおかつ持続可能なビジネスを行う
マイクロファイナンスの仕組みと可能性について

Oikocredit(オイコクレジット)について

Oikocredit(オイコクレジット)は、世界最大規模のマイクロファイナンス投資ファンドです。2011年3月現在の貸付残高は、約550億円にものぼります。同ファンドでは、世界の800を超える貧困救済プロジェクトに出資し、2800万人の貧困層へマイクロファイナンスによる金銭支援を行っています。

出資先地域は、ラテンアメリカが約4割、アジアが3割などとなっています。出資形式は、マイクロファイナンスが約8割を占めますが、農業など特定の分野を支援する出資も行っています。全融資の86%が、女性向けに行われているそうです。

Oikocredit(オイコクレジット)の詳細
スタイル 投資と寄付の中間
出資金の元本は返済されるが利息は付かない
内容 世界各国のマイクロファイナンス機関への融資・投資
手数料 特になし
資産残高 約550億円
為替リスク ドル円の為替レート次第で出資金の元本割れもある
出資単位 一口1万円から
問い合わせ先 オイコクレジット・ジャパン

オイコクレジットの登記地はオランダですが、活動拠点はアメリカ・イギリスといった英語圏が中心なようです。そして日本でも「オイコクレジット・ジャパン」という支部が存在し、出資を受け付けています。

オイコクレジットへの出資は、利益の分配はなく「償還する際には出資金額を限度とした返金」とされています。要するに出資しても利息は付かないが、元本は返済されるということなので、「投資」と「寄付」の中間的な存在といえるでしょう。貸し倒れ金を積むなど、融資の焦げ付きには十分な注意をはらっているということですので、出資金が満期を迎えれば、全額返ってくる可能性は高そうです。

但し、出資金は一旦米ドルに返られた後、世界各国へ投資されるということで、出資者は為替リスクを背負うことになります。つまり、満期時のドル円の為替レート次第では、為替差損によって出資金が目減りして返金されるリスクがあります。

とはいえ、世界的に活躍を認められているファンドで、日本から出資できる数少ないファンドの一つです。貧困問題に少しでも貢献したいと考える人は、出資を検討してみるに値するファンドでしょう。

注意:当サイトでは、出資金の使途や返済を保証する訳ではありません。ファンドへの出資は、全て自己責任でお願い致します。


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